「金玉君」に関する考察と実践・・・・「金玉君アダルト誕生秘話」 その@
(R指定)

先日以来の南FAでの金玉君による爆釣に気を良くした私は、にわかにニンフ系フライを巻き始めました。ついその前までは、「ヤッパ、フライはドライじゃないと面白くないよねぇー。ルースニングなんてフライフィッシングじゃないよねぇー。」と、知ったかぶりの、斜に構えたコメントを発していたくせに・・・・。

手のひらを簡単に返すことと、他人には厳しく自分にはやさしいことが私のモットーですので、お許し下さい。

 12本ほどフェザントテールとヘアーズイアーを巻いて、チョット飽きてきた私は、何か違うパターンを巻いてみたいとフライロッダーの3月号を読み返していました。そこで目に付いたのは、「ミッジ&ニンフ徹底攻略」なる見出しです。ニンフのページには、数種類のニンフが紹介されています。

その中の、「ラヴ・ダヴ」「ラバーレッグビートル」という名前のニンフに目が止まりました。ピーコックハールやニンフダビング材のボディにラバーレッグとかいう素材の長い足が78本出ているヤツです。

素材的には、手持ちの素材で補え、巻くのも簡単だと思った私は、これにトライすることにしました。例によって、思いついたら止まりません。問題は、フックもボディ材もOKなのですが、この長い足を表現するラバーレッグなる素材がありません。どうせただの細いゴムだろうと思い、それに変わるものが無いかと物色し始めました。

まず思いついたのは、ルアーのラバージグのヒラヒラです。たぶんこれが最も近いものだとは思いましたが、1350円の新品ラバージグを犠牲にするのは、かなり勇気が要ります。あっさりあきらめて、母親の大事にしているミンクのコート・テンのマフラーの毛(この二つは、いつかドライで巻いて試してやろうと、以前から密かに狙っています。)台所のタワシ類・輪ゴムなどを物色しますが、イマイチです。

モデルとなっていると思われるガガンボとか、蜘蛛の写真等を眺めていても、どうも名案が浮かびません。

仕方が無いので、気分転換にパソコンを起動し、IE4.0で「素人ナンパ・丸出し写真・・・・」みたいな18禁サイトに接続し、ながめはじめました。(弁解しときますが、いつもお世話になっているワケではありません。) 当然二十歳前後の女の子のヘア写真が、画面に読み込まれます。そこで、ハッ!とひらめきました。身近なところに最適??な素材があったことに…。そうです。ヘアーです。それも、人体の下の方の・・・・。

 さっそく、自分のモノを23本抜いて眺めます。うーん。長さ的にも、この縮れ具合や曲がり具合、脱色具合や太さまで写真で見るガガンボ・・・というよりアメンボの足にそっくりです。