<Crazy Astrum>

重苦しい雰囲気の中、予定時間を3時間もオーバーして「第一四半期売上達成状況報告会議」終わりました。
いや〜ぁ、ツラぁ〜い会議でした。緊張するし、プレッシャーぐいぐいかけられるし、ワールドカップ夜更かしの影響もあって眠いし・・・(>_<) ひえ〜

その反動からか、会社を出た途端にハンドルを向けたのは、11PMフィッシングの野池。。。
会議の時とは見違えるような機敏な動作でタックルをセットしたAstrum、テンション全開でキャストしてます。

30分ほど経ったとき、それまでの何度かのコツンというアタリにフッキングできない中、ロッドの先のモッサリとした感触が。。。一呼吸おいてロッドをグゥイーッとスイープしました。最初は水底のビニール袋でも釣ったかな?という感覚でリールを巻いていたら、いきなりブルンブルンとしたひき方。
ヨッシャ!!ってな高揚感とともにリールのドラクが滑って、サカナとカーボンロッドとの一進一退の攻防の末にランディング。
下あごを押さえて持ち上げたら、内臓までゲロゲロウエッ!!・・・と出てきそうな口のデカイ36cmのブラックバスです。
ウッシャ〜!! ヽ(^。^)丿いやっほ〜

真っ暗な水面に、おぼろに霞む月明かり。
ウシガエルのグ〜ッグ〜ッと言う鳴き声の中、ピシュッ、チャポッ・・・の繰り返し。
時折り飛び交うホタル。
そして、バスの反転とリールのドラグ音。
 
3匹のバスをランディングした時、Astrumのお腹のウシガエルが「グ〜ッ」。
気づいたら11:00です。
「あかん。はらへった。。。」
というワケで、ロッドをたたんで国道沿いのマクドナルドに向かいました。

ベーコンレタスとスパイシーチキンバーガーを買い求め、車の中でパクつきながら信号待ち中、ふと見ると前の群馬ナンバーのクルマにサーフボードが積んであります。大洗にサーフィンかな?
大洗の海岸も、そろそろイシモチが接岸してきてるかな〜ぁ。。。と思ったと同時に、脳内の
Astrum Windows XPプロフィッシュナル (^_^")?が、アタマの中のDドライブを検索し始めました。
 検索キーワードは「投げ竿・スピニングリール・20号錘・仕掛け」
 すべての検索キーワードがクルマに積んであるという答えを導き出した時、Astrumの愛車「おさわりクン」は自宅に曲がるはずの道を直進して、群馬ナンバーのクルマを追尾するように大洗へと向かったのでした。

 途中の24h営業の釣具店でイソメを購入し、大洗海岸の消波ブロックの上に立ったのは、午前0時30分。
人影まばらでマイペースの釣りができそうです。久しぶりのサーフフィッシング。
 エサのイソメを付けて、20号の錘の重さを感じながらキャスト!! ピシュッ!! シュルシュル〜 ドボン!!
 ありゃ(・・?
 ラインリリースのタイミングが合わなかったようです。50mも飛んでません。
 しかたない。もう一回。。
 と思ってリールハンドルに手をかけた途端、ブルブルッと微かな信号が・・・!!

 うりゃ〜ぁ!! ロッドに大きな合わせをくれて消波ブロックの上に駆け上がり、リールを巻きます。 幾分小さいながらも抵抗が伝わってきています。
 いきなり来たな〜ぁ。。。ウシシシ。。。
大きなサイズじゃ無さそうですが、ファーストキャストで来たんですから、テンションが高くなるのは釣り人の性というモンです。
暗い波間から、錘とは明らかに異なるモノが引っ張られてくるのが判ります。

手前の沈み根に引っかからないように、イッキに抜き上げました。
ハリスの先には、白い腹を見せた15cmほどの生命体。
近寄ってみると・・・・・ガッカリ( ̄□ ̄;)!!
「フグ」じゃんかよ〜ぉ\(>_<)/
マァ、写真でも撮って、釣行記の笑いのネタにするか〜ぁ・・・と思って、デジカメを。。。と思ったら、クルマに忘れてきてもうた。
ついでにケータイも置いてきてしまって(+。+)あちゃ〜。

気を取り直して、いざイシモチ君を10匹ほど釣って、明日の食卓を飾るべ!!
イソメをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、繰り返すこと数知れず。
結果、フグを8匹・・・がすべての釣果。。。(/_;)しくしく
    

辺りが明るくなって朝日が昇り始めた時、
ダメじゃ〜ぁ!! 今夜のおかずGET作戦は、あえなく一敗地にまみれてしまいました。

帰り仕度をしてクルマに乗り込み、国道を水戸方面へと走らせるAstrum。
どうも終わり方がスッキリしなくて、モヤモヤした気分です。
時計を見たら、午前5時半過ぎ。
再び
WindowsXPプロフィッシュナルが回転し始めました。若干の疲れからかCPUの稼働率が75%程度に低下してはおりますが、導き出した答えは「大北川にいぐべ!!」

高萩インターを降りて山道に入ったところで、酷使してきたCPUと肉体を休めるべく2時間ほど仮眠を取ります。目覚めたのは午前9時前。村の「童謡:ふるさと」の時報を合図に、前回良い反応があった大北川の下流部に入りました。

しばらくは何の反応もありません。
時間的には、すでに誰かが入った可能性も捨て切れませんし、こんなモンかな・・・と思った矢先、斜め下から飛びつくようにフライをくわえるサカナ!!

 首尾よくネットインです。
 これで気をよくしたAstrum。足取り軽く気分も軽く軽快に遡上していくと、前回22cmのヤマメを釣った同じ場所から来ましたね。
 
今度は23cmです。
心地よい引き具合を堪能。
時計が11時半を指したところで、脱渓を決めていた橋の所までやってきました。
もうチョッと釣りたいなぁ。。。という気分だったので、別の場所を目指しました。

早朝暗いうちからこの場所に来るのは、かなり勇気がいります。ハッキリ言ってコワイです。これで電動仕掛けで首振りでもしようものなら・・・「ギャ〜ぁ〜ぁ!!」(^_^;・・・・などと考えつつ、いくつかのポイントを見て回りますが、なかなか良い場所も無く終了と相成りました。

水戸に戻って、今夜工事するテレビ配線の部品を買い求めるためにホームセンターを目指します。時間は午後2:20。
途中に流れる鯉の川を覗くと、ノーテンキな鯉が多数、プカプカと水面の流下物を吸いあさってます。
ウィーン、カサカサカサ。。←
Astrum WinsowsXPプロフィッシュナルの回転音

道端にクルマを停めて、ロッドを持ち出したAstrum。
20分後には、橋の下で50cmくらいの鯉をランディングしておりました。
 
こうしてCrazy Astrumの バス ⇒ フグ ⇒ ヤマメ ⇒ 鯉 と続いた18時間の異種格闘技的釣行を終えたのでした。


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