先週に続いて、今週もお出かけです(・_・;) 目指すは、今年2回めのエーデルワイスリバーヽ(≧∀≦*)ノ 夜明けが早いこの時期、朝焼けを眺めながら、朝4時半には川辺に立っておりました。 キャストと同時に、立て続けにチビヤマメが遊んでくれます。 そんな中、時折り18cmクラスのヤマメがフライに跳びかかってきます。 今日のアタックは、大きいサカナはカラダごとダイブしてくるようなアタックで、なかなか上手く合わせることができません。いいサイズのサカナがアタックしてくるのに、ネットに収めたのは、これまで2匹だけ・・・。 ・・・・・なんでだろ??? フライのチョイスが悪いのか? いつもより3フィートほどリーダーを長くしてあるのが災いしているのか? 疲れから、合わせのタイミングが遅れているのか? 単にAstrumがヘタなだけではなさそうです。(でも、やっぱヘタなだけかも・・・。) しかし哀しいかな、Astrumは、それに対処できるほどの引き出しを持ち合わせません。 いつも大きなヤマメがフライを見にくる(かかったことは一度もない)大淵にきました。 今回は、少しフライサイズを小さくして、半沈みパターンに近いフライを結んでキャストしました。3回目のプレゼンテーションで流れに揉まれて、フライが沈んで行きます。 その瞬間、ロッドにゴンゴンゴンという重量感と躍動感が伝わってきました。 おっかなビックリで、合わせを入れたAstrum。 その途端に、水面下で激しくクビを振るギラついた魚体!! 一目でヤマメの馬鹿デカいヤツと判りました。ゆうに尺を超えてます。 「デカいワ、デカい!!」 流芯の向こう側から、下流に駆け出そうとする魚体を強引に手前側に引きずり出し、2回の反転を上手くいなして、足元まであと1m・・・背中のネットに手をやり、かがみ込んだ瞬間・・・・・ブチッ!! 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぁッ!!」 放心状態の中、まぶたの裏側に焼きついた、おそらく33cmはあったであろう魚体の残像と、手のひらに残ったロッドの感触、一生に一度のチャンスだったかもしれない後悔・・・いろんな思いが脳裏を駆け巡ります。 出るハズがないと判っていながら、同じフライを結んで、未練がましく何度もその場所に打ち返します。 普通に釣りを続けられるまでに、おそらく30分以上の時間を要してしまいました。 朝食に用意したパンをコーヒーで流し込んで、次のポイントに向かってフライを投げると、いいサイズのイワナがかかってきました。 今シーズンのベストサイズの25cmのイワナ。。。 でも、なぜだかうれしさ半減。。。 午前中だけの釣行・・・とは言っても、約8時間は釣りを楽しんだワケですが・・・の釣果は、 18cm以上のサイズが10匹。 万々歳の釣果でありながら、何か大きな落し物をしてきたような心残りと満足感が交錯した釣行となったのでした。
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