<イワナ釣るべよ>

今年に入って、まだ一匹もイワナが釣れてません。
湯川で釣れたのは、オマケみたいなモンですし・・・。
イワナが釣りたい、イワナが欲しい、Iwanna iwana 、プリーズ岩魚、文庫本は岩波、
岩永トモミちゃんはクラスメイト …(^_^;)なんなんだ?
というワケで、何としてもイワナが釣りたいと思ったAstrum。

はるばる裏磐梯の大倉川を目指しました。
数年前に来た時に綺麗なイワナが釣れたので、以前からもう一回行ってみたいと思っていたのです。

現地気温は6℃
水温は・・・よく分からんけど、かなり冷たい。
こんなんで、サカナがドライフライに反応するンかいな???という素朴な疑問を抱えつつ、朝5時半にはこのバカでかい川を遡りはじめました。

3時間ほど釣り上がったものの・・・・1回も反応なし。
サカナの姿も見えん。
ここって、キャッチ&リリース区間じゃなかったんかいな?

オマケに、朝食とるためにクルマに戻ってみると、助手席のカギがこんなになってるし。。。

ひでぇコトしやがる!!
こんな朝早くに、こんなコトするヤツは何処の誰だッ!!
どうやら未遂に終わって盗まれたものは無かったようですが、この川でこれ以上釣り続ける張り合いが無くなりました。
気分転換に場所を替えて、お隣の小倉川に入ってみます。
水温はいくらか高いような感じですが、こちらもぜ〜んぜん反応なし。

あ〜っ!! アッタマきた!!
アタマに血が昇ったAstrum。おさわり君をブイブイゆわせて、いわき市内の鮫川支流:入遠野川までトンボ帰りしてきました。
 
ところが、入渓ポイントまでのアクセス道路が、アッチからもコッチからも崖崩れのため通行止めになっています。しかたないよねぇ。大地震に加えて、余震と言われる一連の群発地震の震源地のほぼ真上だからねぇ。

昨年は、たぶんダメだろうと思って立寄りもしませんでしたが、やっぱそうだったか〜ぁ。
上流の入渓可能な所から入って、少し試釣してみましたが、そういう所はケツの穴まで抜かれてる・・・みたいな状況でしょうから。。。と思ったら、やっぱり反応はありませんでした。


こうなりゃ、我が心のエーデルワイスに行くしかない!!
山ふたつ越えることになりますが、イワナのためなら何でもやるワイ!!と開き直って、エーデルワイスリバーを目指す途中、道路の右手沿いに小渓を見つけました。

こりゃ、天の啓示かもしれん・・・と思って、喜び勇んで川に下りていったら、水がマウントレーニアのカフェラテ状でした。上流の田んぼの水が大量に流れ込んでいるのでしょう。
ダメ元で、いかにも・・・という流れにフライを浮かべてみるものの、無・無・無。。。

今日は、ここまで四つの川をハシゴして、一度のアタックさえもありません。
祈る思いでエーデルワイスリバーへやってきました。
いつものポイントには餌釣り師の姿が見えたので、上流部に入りました。
こちらも先行者の影響か、まったく反応無く一時間が過ぎようとした頃、根気よく流していたグリフィスナットに魚体をからませるような本日はじめてのアタ〜ック!!
ビシッ!! あ〜ぁ!! バレた〜ぁ。。。(黙)

この時点で、Astrumは本日の「蝉丸」(なんか久しぶりのコトバ・・・笑)を覚悟しました。

しかしながら、往生際の悪いAstrum。
懲りずに、次のヒラキにフライを落とします。
すると突然の首振りアタック!!
今度はガシッ!!とフッキングさせました。

釣れてきたのは、20cmのヤマメ。バンザーイ \(≧∇≦)/\(≧∇≦)/\(≧∇≦)キャァ♪
1匹のヤマメが、こんなにウレシイとは・・・・。
なおかつ、ラッキーなことに同じ流れの向こう側から、もう1匹18cmのヤマメを引きずり出しました。

そして遂に、その時がやってきたのでした。
少し深くて緩い流れにフライを投じて、流れが強まってドラグが掛かる直前、ぬーッ、パックン・・・の「ン」のところでロッドを跳ね上げました。
魚体が持ち上がった途端、下流に向かって走り出すサカナ。
ひと目で判りました・・・目的のI wanna.。追い求めたiwana.

劇的幕切れの主役は今季最大:25cmのイワナでありました。
延々と走った本日の総走行距離528km。
その疲れを忘れさせるすばらしい結果が手に入って、ご満悦のAstrumでありました。



Next

Back

Back to Top Go to Meneu