<片品で3品>

「Astrumクン、金曜日の群馬での会議の後、みんなで温泉に泊まりに行こうじゃないか・・・。」
火曜日の夜、ウチの会社のボスが、いきなりヘンな事を言い出しました。
も〜ぉ、給料日の3日前だというのに・・・・というブーイングを無視して、
言い出したらきかない我が社のボス(-_-;)
急遽、群馬支店の支店長に電話して、温泉宿の手配を頼んだAstrum。
というワケで・・・金曜日の昼からやってきたのは、群馬県の伊香保温泉。
んで、会議⇒宴会⇒お泊り⇒翌日は日曜日σ(^_^;)?
ドコの川にいこっかな〜ぁ(ё_ё)

一夜明けた土曜日、伊香保温泉からムリやり帰宅ルートを金精峠まわりに定めて、尾瀬への登山起点である片品へ。。。
初めての群馬での釣り、初めての川、ニッコウイワナの川、デカイのが釣れるかも。。。。
カーオーディオから流れるリヒャルト・ワーグナーのタンホイザー大行進曲が、いやが上にも期待感と高揚感を盛り上げます。
♪♪
ふぁーいでぃんべぐりーせん びーるぅでぃーどぅれーはーれ
ぼーこーすとふりーでん いんめんもひゃらぁ はーいでん
ぼーらんげのー でふろーれ えさーいれん
りゅーりんげす ふぇすれらんすまー はいるへふまん はーい
♪♪
【注:Astrum作詞の空耳歌詞なんで、ホンキにしないように・・・(^_^;)】
大合唱のパートをウィーン少年合唱団とともに、デカい声で歌いながら日光ロマンチック街道を北上するAstrumの愛車「おさわりクン」には、信号待ちで横に停まったクルマのオバチャンも、口をあ〜んぐり(; ̄Д ̄)

途中のコンビニでトイレ休憩したら、運良く釣券を売ってました。

ヒカガミフダ?
ニッカンサツ?・・・・・・日刊サスペンス劇場の意味かな・・・(-_-;)?

そんなこんなでやってきた片品川は、水がきれい、空気もきれい、青空もきれい!!
気持ちよくフライフィッシングができる川です。

でも・・・こんな透明度の高い川に、サカナ居るンかいな・・・(゚ペ)?

とにかく、やってみっぺ。。。ということで、釣り上がりました。延々3時間。。。
でも、たった2回のアタック。。
どちらもアワセ損なって・・・やっぱダメだっぺよぉ。。。(ノ_・、)シクシク
 
ピラミッドへの階段を上がっていくと、そこには大堰堤が・・・・!!

場所を替えようと思ったら、この最下段のステップが抜けてしまった鉄筋階段、老齢の域に足を踏み入れつつあるAstrumには登れませんがな。。。。

途中で別れていた支流の方に行ってみます。
でも・・・・

コノ川、なんでこんなに水が白いの?
コレが普通なのかしらン? それともいわゆる雪代ってヤツ?

そして、ココにも大堰堤が立ち塞がります。
こちらも約3時間の釣り上がりで、一度のアタックも無く撃沈。

この時点で本日の「蝉丸」を覚悟したAstrum。

日光に通じる金精峠に向けて、おさわりクンを走らせ始めました。
その途中で見かけた細流。
このまま蝉丸坊主もシャクにさわるので、チビヤマメでもいいから釣れたら・・・という気持ちでフライを投じてみました。
すると・・・・p(^-^)q
よっしゃ〜ぁ〜ぁ!!

なんと、22cmのイワナです。
念願のニッコウ(の)イワナです。Astrumにはニッコウイワナとヤマトイワナの違いはワカランし・・・。
 
そして、チビヤマメのアタックをはさんで、遂にその時がやってきました。
ここを最後のポイントにして、釣れなかったら帰ろうと思って投じたフライ。
2投目に、緩い流れの中でフライが吸い込まれるように沈みました。
チョッと不自然な沈み方に半信半疑でロッドをハネ上げると、グイッ!!という手ごたえ。
上流に向けて走るサカナを、6Xのティペット頼みで強引に抜き上げました。

また出た〜ぁ〜ぁ!!
イワナじゃ〜ぁ〜ぁ!!\(^_^)/ばんざーい
5時半すぎに掛かってきたイワナは、今シーズン最大!!
25cmのニッコウ(の)イワナでした。
満足、満足d(-_^)good!!

金精峠を越えて、奥日光を抜けて、自宅へと向かうおさわりクン。そしてステアリングを握るAstrum。
BGMは、いつしか「タンホイザー」から「モルダウ」へと、のほほ〜んと流れ往くのでした。



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