梅雨の稲妻

天気予報は昼から雨、それにカミナリ注意報。。。
そんなことはお構いなしに出かけるのが「キ印本舗:Astrum」であります。
今日のドライブMusicは、Maroon5「PayPhone」
♪♪
あまな ぺーいふぉん とらいんとぅこーるほーむ
おろぉまい ちぇいんじあい すぺ〜んとんゆ
うぇはで とぉ〜ッすが めびいつぉーろん
うぇぁだ ぷれ〜んず うい めぇい ふぉつぅ 
♪♪

(注)正式な歌詞は、コレみたいです。。。(・_・;)
I'm at a payphone trying to call home
All of my change, I spent on you
Where have the times gone
Baby, it's all wrong
Where are the plans we made for two

マルーンファイブ「ペイフォンCovering:Astrum」の不気味な唸り声とともに
クルマを止めたのは、塩原の小渓。
前回訪れた際は4匹の釣果でしたが、最近の雨で水量が増して
活性が上がっているかもしれん・・・・という期待を胸に、朝6:00には到着。
さっそく川を覗くと・・・「なんじゃ、水がないじゃんか!!(-_-;)」

それでも、せっかく来たし・・・もし釣れなかったら湯川に行ってみるべ・・・というプランのもと
釣り上がりはじめました。

しかし・・・ぜんぜん反応が無い_| ̄|〇
日本経済の年金・保険・貿易収支という赤字ごとく、クモの巣・木の枝・減水に悩まされ
思うようなリズムでの釣り上がりができません。
1回だけ、大きなイワナがフライをくわえましたが、あえなくスッポ抜け。

前回ヤマメがライズしていた堰堤も、イワナが出たプールも今日は沈黙。
聞こえるのは、クマ鈴の音とAstrumのデタラメなPayphoneの歌だけです。

3時間以上釣り上がって、やっと1匹のイワナがアタックしてくれました。

こんな渕の真ん中から・・・・。


続いての瀬からは、ヤマメが!!

なんだかタナゴみたいなメタボリック体形のヤマメですわ。


3匹目のヤマメが釣れた直後、突如として上空からゴロゴロと音が響き始めました。
ひえ〜ぇ〜ぇ(゜ロ゜;

即座に竿をたたんで、普段は登れそうにないような急峻なガケをよじ登り、
林道に上がって一目散にクルマを目指します。

突然!!うわッ!!
道の真ん中に、デッカいトカゲ!!

・・・・と思ったら、タダの木の枝でしたワ。
しかし・・・ホンマにトカゲかと思いましたよ。
コモドオオトカゲの子供みたいなサイズ。
コモドオオトカゲのコドモがドコモでドモッてコモド島にモドッタ・・・・(^_^;)なんのこっちゃ?

雷さまにケツを叩かれるようにクルマを発車させ、今度は奥日光の湯川へ。。。
中禅寺湖畔はどしゃ降りの雨だったので、釣りは無理かと思ってましたが
戦場ヶ原は日が差してます。ラッキー♪♪

湯滝レストハウスのオバちゃんが、先週・昨日とクマが目撃されているから
気をつけて釣ってください・・・と言って、釣り券を手渡してくれました。
なるほど。。。観瀑台の前にも大きな看板が掲示されています。

ちょうど上がってきたフライマンの方に「今日の活性はどうでしたか?」と訊ねると
「全然ダメ。1匹しか釣れなかったですよ。」との話。

Astrumの心にも暗雲立ち込める中、まずは滝つぼに陣取ってビーズヘッドニンフを流します・。
しかし・・・ゼンゼン、マッタク反応なし。
観瀑台から見守る中学生達の「釣れますか〜ぁ?」の声が、今日はすごくプレッシャーに感じます。

30分ほど粘ったものの、まったく釣れる気配がなかったので、木道の前の瀬を流しはじめました。
例年であれば一日に10匹は釣れる木橋の前の早瀬。
今年は、この瀬の中でも1回もヒットしてません。
半ばヤケ気味に流していたら、一瞬マーカーにライズがありました。
ピックアップして、再び同じ場所を流すと・・・・キタ〜ぁ〜ぁ!!

22cmのリッパなブルックトラウトです。
岸際で写真を撮っていると、子供たちが続々集まってきて質問攻め。
湯川のパンフを出してきて、丁寧に説明したAstrum。
再びロッドを振ると、連続でヒット!!
手のひらサイズのブルックでしたが、中学生諸君が「また釣れた〜ぁ!!」と叫びます。
Astrumカ・イ・カ・ン。。。(^^)

その数分後、流し終えたラインが出きってフライが反転する瞬間、ガシッ!と手ごたえがありました。
かなりの引きを感じつつ流芯から引きずり出したのはコレ。

26cmのホンマス。

これには中学生諸君も拍手喝采!!
引率の先生から「コレは何と言うサカナですか?」と訊ねられました。
「ホンマスですネ。湯川ではよく掛かってきますが、このサイズは大きい方です。」と答えると
一緒にいた若い女の先生が「エサは何で釣るんですか?」と訊いてきます。
「コレですよ、毛鉤です。」とフライケースのビーズヘッドニンフを見せると
「あら〜ぁ、こんなので釣れるんですねぇ。」と感心してます。
この原田先生・・・と女子生徒が呼んでいた・・・華奢なスタイルで知的な顔立ち
ストレートの黒髪が美しい先生です。
100%ドンピシャ、ど真ん中ストレート、Astrum好み

・・・・m(._.*)mスイマセン。
そんなコトはカンケーないことでした。。。

ホンマスの写真を撮り終えてリリースする頃から、ボトボトボトッと大粒の雨が落ちてきました。
イキナリの大粒の雨に、Astrumも観瀑台の下に避難します。
 
30分ほどしたら雨も小降りになったので、釣り再開。。。。と思ったら
今度はカミナリが鳴り出しました。
しかたなく、今度は橋の下に避難(・_・;)


なんにもする事がないから、石積みのバビルの塔でも積みますかね〜ぇ。。。(。・_・。)


結局そのまま大粒の雨と、轟く雷鳴と空を切り裂く稲光がおさまることなく
実釣時間1時間半という湯川での釣りも断念することになってしまいました。

締めは、定番の奥日光湯元温泉「ゆ処山月」さんの硫黄分たっぷりの温泉。
ここでもかわいい女の子の二人連れが、Astrumと同時に料金を払って
女湯ののれんをくぐっていきました。
嗚呼、お風呂が混浴なら嬉しかったのに・・・・(;´д`)トホホ

といいつつ、湯ラックスしてるAstrum


いろは坂を下る夕暮れ時、稲妻の閃光の中に大きな虹がかかってました。

なんだか人恋しくなっちゃったな〜ぁ。
あゆみちゃんに会いに行こッかな〜ぁ。。。。



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