しか走らない。
特徴�B････相棒になってから過去３年間で片道４５km以上の距離を走ったことが無い。
特徴�C････高速道路は過去１回しか走ったことが無く、最高速度は１１０ｋｍしか出ない。
特徴�D････長時間走ったら時々エンジンがかからなくなって、冷えたら再起動する。

････という妙にストイックで、極限まで余計な装備を省いたクルマであります。

さて。。。
痔無兄ちゃんで行く釣り場はドコにしようか････と考えたとき、もしクルマが壊れたときにＪＡＦを呼べる携帯の電波のある場所････というのが絶対条件になります。
日光湯川？？？
でも、痔無兄ちゃんで、いろは坂を登りきるのはたぶんムリ！！
北茨城の大北川とか牛さんリバー？？？
電波が無いので、止まったらアウト！！
ということで、距離はあるけどエーデルワイスリバーにするのが妥当という結論に達しました。


朝２時を期して、自宅をスタート。
深夜の常磐高速を、時速８５km巡航で走ります。
勿来インターを降りると、頻繁にシフトダウンを繰り返してなんとか登りきった最高高度地点から、エーデルワイスリバー目指して、あとはおおむね下り坂です。

下る途中の道の真ん中に、１.５ｍくらいの灰色の大きな岩が転がっていました。
ナンじゃ？････と思った瞬間、その岩が動き出します。
ドキ〜ン！！
その岩がナゼだか回れ右する感じで、コッチを向くじゃありませんか！！(゜ロ゜;
一瞬目と目が合って、視線が絡み合うAstrumと灰色の物体。
切れ上がった小さな目が、ヘッドライトに赤く光ります。
ブタ？･･･と思ったと同時に、その物体の正体が閃きました。
ギョエ〜〜ぇ〜ぇ。。。イノシシだよぉ！！

その瞬間、物体はコチラに突進するようなフェイントをかけて、右の藪に姿を消しました。

釣りに行くときに、野生の動物を見たときは釣果が伸びないジンクスもありますが、背筋が寒くなるような恐怖とも驚愕ともいえない薄ら寒い驚きです。
あんな大きなイノシシ、はじめて見ました。
茶色っぽいのかというイメージでしたが、灰色っぽかったのが意外な感じ。。。
もしかしたら交雑種（イノブタ）なのかな？
イノブタと言えば、トヨタのハイブリッドのＣＭ。。。
コレを思い出したら、少し心が和らいで落ち着きましたワ（笑）

さて、エーデルワイスの川辺に立ったAstrum。
水量が少なくてキビシい状況を覚悟していたら、意外や意外、いつもより水量が１割ほど多いです。
気象庁の新語：「経験したことのないような大雨」が、この辺りにも降ったのかもしれません。

今回は、堰堤上の第二ステージから釣りあがることにしてフライを落とすと、足元まで流れてきたフライに、いきなりのアタック！！

いとも簡単に釣れてしまいました。
それも、この川では久しぶりのイワナ＝２０ｃｍです。
わ〜ぁい！！　

増水気味なのが幸いしているのでしょう。
すこぶる反応が良いです。

ヤマメが立て続けにヒット！！
でも、第二ステージは写真を撮るスペースがなくて、どうしてもネットの中とかで撮影することになり、シャッター切る前に逃げられてしまいます。

またイワナが釣れちゃいました。
今度のイワナは、さっきより少し大きい２３cm。

今日のサカナの反応は、飛びつくようなアタックがとても多いようです。
一瞬フッキングしたのにバラしたサカナや、イルカみたいに胴体を見せてフライをくわえる直前で反転するサカナの多いこと。。。
こんな時は、おそらく水面にペタッと張り付くフライや、ホワンとしたインジケーターの半沈みフライが好結果につながりそうです。
そんな読みで見事に仕留めたのは、この２４cmのヤマメ。

体長は短くても、精悍な顔つきの体高の高いヤマメです。

ちょうど正午までの釣り上がりで、ぶっ飛びチビヤマメを除いた数で１１匹を数えました。
もう満足！！

帰り道では、入浴料４８０円の「おふくろの湯」でひと風呂浴びて汗を流して、再びエアコンレスの「痔無兄ちゃん」に乗り込みました。


水戸ＩＣからいわき勿来ＩＣまでの往復で、追い越された車多数、追い越した車７台。
いつエンジンが止まるか、もしくは火を噴くか･･･と不安だらけのドライブでしたが、７台ものクルマを追い越し、なんとか水戸ＩＣを通過して自宅まで帰り着きました。でも、やっぱエアコンの無いドライブはツラいし、窓全開で高速道路走るのは正直かなりハズかしい(/・ω・＼) ﾊｽﾞｶｼｲ♪

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