<ヘタすりゃ死んでた・・・。>

会社の月例会議の後、送別会があって栃木の温泉で一泊したAstrum。

旅館での朝食をゆっくりいただき、硫酸ナトリウム塩化物温泉の朝風呂にゆっくり浸かった後、日光湯川を目指しました。

連休の午前10時・・・日光宇都宮道路は、観光目的のクルマでいつもの倍以上の交通量です。
そんな中、路肩にはハザードランプを点灯させてリヤゲートをあけているクルマが停まってます。
「あらら。。。せっかくの連休なのに、のっけからトラブルとはツイてないねぇ。。。」と、同情しつつ湯川に急ぐAstrumです。

釣り券を購入して、川に立ったのは11:00。
今日の湯川は水量が多くていい感じ。。。
その感覚どおり、木橋の前の瀬から、いきなり24cmのブルックが顔を見せてくれました。

その後も、同じようなサイズのブルックが、続々と釣れてくれます。
ギャラリーの感嘆の声を一身に浴びて、なかなかいい気分(^^)

木橋を渡った浅瀬の岸で、インド人っぽい男性二人に声をかけられました。
ナマステ:「サカナデスカ?」
Astrum:「そうですよ。」
ナマステ:「向こうにサカナいっぱいだったよ。同じ?」
Astrum:・・・はて? さかな観察園でも見てきたのかな?と思いつつ「同じですよ」と、曖昧に返事します。
ナマステ:「あっちにいっぱいいたよ。」
それで意味がわかりました。
要するに、第2カーブのプールのところにサカナがたくさん泳いでいたので、そっちに行ったらいいんじゃないか…?と言ってくれているワケでした。

ハナから行く気のないAstrum、無視してロッドを振ると、マーカーがキュキュッと反応していい抵抗を示してくれるサカナを釣り上げました。

後ろで見ていたナマステの旦那「おー!!」と驚きの声を上げて拍手してくれます。
「どうじゃ、ナマステ!! ここでも釣れるんじゃ!!」と、心の中で叫ぶAstrum。

リリースは、そばに居合わせた5歳くらいの男の子とお母さんに「逃がしてあげてネ。」と頼みました。
男の子、大喜びでサカナをつかんでましたよ。将来の釣り仲間になってくれたら幸いですネ。

今日の湯川は、メッチャ釣れます。
湯滝の滝壷 ⇒ 木動前の瀬 ⇒ 第1カーブ このくり返しで、総釣果は、大小併せて50匹を越えたような気がします。

キワメツケは、滝壷から抜きあげたこの1匹。

鈍色のカブトに、錆の入った魚体、イカツい鼻面とギザギザの歯。
不気味感さえ漂わせる29cmです。

なんですかねぇ?
ホンマスなんじゃないかな?と思ったものの、よくワカラン。。。

別に大してコレといったドタバタもなく、帰りは湯元温泉でひと風呂あびて硫黄分をカラダに染み込ませて自宅に向けて日光宇都宮道路を疾走する「おさわり君」
今日の釣行記はコレでおしまい・・・・と思ったら。。。。
宇都宮ICまであと5キロという所で、いきなりゴゴゴゴ〜ッ!!と音がして、車体の左前輪側が沈み込みます。
「うわッ!! パンクだ〜ぁ!!」

ほんの数秒のことながら、ハンドルを右手でしっかり握って、ハザードランプのボタンを押しルームミラーを見ながらゆっくりブレーキを踏むと・・・ブレーキがスコンと抜けて効きません。
しかし、ホイールで走行する抵抗の方が大きいようで、徐々にスピードダウン。
冷静かつ沈着に対処して、路肩に寄せました。
時間は、午後7時半。
こりゃ、タイヤ交換するのに1時間半はかかるだろうな〜ぁ。。。

一旦クルマを降りて道路管理事務所に電話した後、あらためておさわり君の左フロントタイヤを眺めると・・・
あれッ? タイヤ、パンクしてねーぞ。。。(・ω・)

よく見たら、タイヤの6本のボルト全部が吹っ飛んでます。

つまり、車軸からタイヤが外れて、アルミホイールの中に、ただ乗っかっているだけの状態。。
こりゃ、タイヤ交換以前の問題です。交換修理不能。。。

先日、血の涙を流してオルタネーターを修理した「おさわり君」でしたが、今回はJAFさんの荷馬車に乗せられて、ドナドナ状態で運ばれていったのでした。

♪♪
あ〜る晴れた 夕暮れ時 日産へ続く道
荷馬車が ゴトゴト おさわり乗せてゆく
ドナ ドナ ドナ どぉな〜ぁ おさわり乗せて〜
ドナ ドナ ドナ どぉな〜ぁ 荷馬車がゆ〜くぅよ〜ぉ
♪♪

アルミホイールの内側が、削れてこんな状態ですわ(;´д`)トホホ
JAFの回送料金 約4万円   予想修理代 約20万円かな。。。

血の涙を流すだけでなく、臓器提供が必要な状況かも・・・(ノ_・、)シクシク

しかし・・・もし走っていて、タイヤが外れてたら。。。と思うと、ゾッとします。
高速警ら隊のお巡りさんが「こんな状態で、よく路肩に寄せられたねぇ。。」とつぶやいてましたが、最悪の場合は、私だけでなく後続の車にも被害が及び、大惨事になるところでした。
行きは、他人の不幸に同情を寄せて湯川に向かったAstrum。
帰りは、自分の不幸に嘆き悲しむAstrumとなったのでした。


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