新種マテリアルGET!

今日、会社に行ったら、庭にカラスの羽が落ちてました。

手に取ってみると市販のターキークイルのようにしっかりした羽です。

   
      どうです? けっこう使えそうでしょ?

コンドルの羽が売られているくらいだから、カラスの羽で巻いてもおかしくないだろうと、ワケのわからない理屈をつけて「これは使える!!」と思い、自宅に持って帰ってきました。

カラスの羽って、撥水性とか耐水性はどうなんでしょうね。とりあえず、マーチブラウン風に巻いてみました。(タイイング初心者ですので、仕上がりについてのチェックはご遠慮下さい。)

もう一つは、ピーコックボディに巻いて、ロイヤルカラスマンの出来上がりです。


                 
カラスマーチブラウン                         ロイヤルカラスマン     

最近やたらスレ気味で、巨大なハヤに主役を奪われている感のある水戸南FAの虹子ちゃんに、実験台になってもらうことにしました。

んでもって翌日夕方、やってきました。水戸南FA。フライとルアーの人が4人ずつ、おもいおもいのポジションでキャストしてます。

明るいうちに試そうと思い、早々にカラスマーチブラウンを着けて放り込みます。なんとか浮いてます。今日はやたら小さいライズが多いようです。その小さいライズにバシッ!!と合わせると、魚体が吹っ飛んできました。その主は、やっぱり「コイじゃなーイ、Yey アイじゃなーイ、Yey マスじゃなーイ、Yey バスじゃなーイ、Yey」の、ハヤみゆうチャンでした。

早見優ちゃんなら、お持ち帰りするんですが、ハヤちゃんにはお帰り願いました。その後も外道・・・管釣でも、目的の魚と違う時は外道というんでしょうか?・・・・の猛攻に会い虹子ちゃんはサッパリです。

フライを#12のカディスに変えたら、尺ヤマメならぬ尺ッパヤ(という言い方をするのかどうか分かりませんが)が掛かりました。釈由美子ちゃんならお持ち帰りなんですが・・・・もういいって・・・・・。そのデカさに妙に腹が立ったので、抜き上げてフライを交換する間、地面に放り投げて置きました。

すると、どこからともなく現れた猫君がパクッとくわえて、スタコラサッサとお持ち帰りになるではありませんか。アラスカで、熊が生きたサーモンをくわえると、サーモンのしっぽがパタパタ跳ねているシーンが、国営放送の「生き物地球紀行」でよく出てきますが、あの光景です。

この猫君、当FAでよく見かける番猫で、ご丁寧にグリズリーハックル色の毛皮をまとってます。あれを切り出してウイングにすると、アブラが乗っててよく浮きそうです。栄養豊富で新鮮な魚を毎日タラフク食ってるからでしょう。

 そんなしてる間に時間になってしまいました。カラスの羽の効果は、よく分からんというところですが、マァ釣れたんで良しとしましょう。