<生存確認へ>

茨城県内に大きな被害をもたらす猛烈な集中豪雨から4日。
Astrumが、日頃から親しくしていただいているヤマメさんやイワナさんは
いったいどうなってしまったのか・・・・?
皆さんの安否を気遣い生存確認するために、馴染みの「牛さんリバー」にやってきました。

道端のダリアが美しい。


水量は、平常時の1.3倍くらい。
川通しの遡行も、なんとか危険を感じずに可能な感じです。
それでも葦の薙ぎ倒された跡をみると、通常膝上くらいの水量が
胸の辺りまで増水したようです。
そんな茶色に濁った激流の中を、サカナ達はどうやって遣り過ごすのでしょうねぇ。
大きな石の下にへばり付くように身を潜めても、濁流に石がもっていかれたら
サカナも流されていくのでしょうか?
葦の生い茂る根元に身を縛るように隠れて遣り過ごすのでしょうか?

そんなことを考えながら、増水して川全体がポイントに見えるような流れの中を
釣り上がり始めます。

すると、流れ込みの合流からいきなりのアタック!!
予想外に早い反応に焦ってネットを外し、サカナをネットイン
・・・と同時に滑って尻餅ついちゃいました。
でもダイジョウブ、ケンチャナヨ、メイグァンシー、ノープロブレム
こんな事もあろうかと、今日はチェストハイのブーツウェイダーで釣ってます(^o^)v


釣れたのは、22cmのヤマメ。
よく見ると尾ビレはすり切れ、胸ビレは無いに等しい状態。
放流魚なのかな?

オマエ、あんな濁流の中こんな貧弱なヒレで、どうやって流されずに生き延びたんだよ?
それとも、電信柱につかまって救助を待ってたオジさんみたいに、激流に逆らってたから
こんなスリ切れたヒレになっちゃったのかい?

それでも、今日はボース覚悟と思っていただけにチョー嬉しい!!
イキナリの釣果に鼻歌もゼッコーチョーp(^-^)q
♪♪
泳ぐのも すべるのも おなじこと (fu fu〜)
そう川で コケちちゃえば ブラインド
パンツまで 浸水 びしょ濡れ
ロッド だけは オンリーワン
ワタシがハマった毛ばり釣り
♪♪


・・・・と思ったら、そこから先は、ま〜ったく反応なし。。。
1時間ほど釣り上がったトコで場所をチェンジすることにしました。
護岸の傍のヤブには・・・・あッ、、、ヘビ。。。


移動してきた上流は、おそらく12年ぶり。
12年前は、サビの入った27cmのヤマメを釣り上げたポイントです。

この辺だと水量は多めながら、流れにメリハリがあってポイントが絞りやすい。

そんな中、ヌーッと出てきてゆっくりフライをくわえるサカナが・・・。

23cmの体高のあるサビヤマメに、思わず心が弾みます。
ヒレがピンシャンなのが、けっこう嬉しい。。。

ここから先は、幾分水量が落ち着いていて狙うポイントにメリハリが出たせいか
ポツポツと反応が出始めました。

でも、チッちゃい。。。(。>ω<。)

5時過ぎまで釣り上がって、8匹のヤマメの生存が確認できました。
1匹だけバラした良いサイズのサカナがイワナっぽかったが・・・・。
しかし、昼1時すぎから始めて、釣りにはならないだろうと思っていた中での8匹は上出来です。

牛小屋の番犬「トム」と、道路を横切る際にクルマに尻尾踏まれて苦しんでいるヘビ君に見送られて
いい気分で渓流をあとにしました。
それにしても、今日はよくヘビを見かける一日だった。


Next

Back

Back to Top Go to Meneu