新しい渓流シーズンが間近になり、この数日間フライを巻く毎日。 そうすると、どうしても釣りに行きたくなってしいます。 思い立って出かけたのは、矢祭町の「フィッシングエリアほのぼの」さん。 看板らしい看板は、コレだけ。。。(*_*) 道路脇に控えめな進入路の看板がある、鄙びた佇まいの茨城近辺では穴場的存在とも言えるポンドタイプの管理釣り場です。 でも、ここのサカナはコンディションが良くて、ニジマス一辺倒の管理釣り場が多い中で、ブラウン・ブルック・イワナ・コーホサーモン・ロックトラウトなど、少し変わったサカナが多く釣れることと、ドライフライへの反応がすこぶる良好な釣り場なので、Astrum的にはお気に入りの管理釣り場なんです。 まだ、雪がかなり残ってます。 午後券の入場料を払って、50cm近い大イワナが放流されている方のポンドのインレット付近に陣取りました。 上空には白色と白灰の二種類の鷺と思しき鳥が止まって、水面に浮かんでくるサカナに目を光らせています。 今日は、ここ数日巻き貯めた数種類のフライの性能確認が目的です。 ご覧のとおり、確認するフライは、すべてビーズヘッドニンフ。 従って、釣り方もマーカーをつけてのウキ釣りということになります。 キャストすると、いきなりマーカーが吸い込まれました。 釣れてきたのは、背中が虫食い模様になっているニジマスっぽいヤツ。 あとで管理人さんに訊いたら、コレが「ロックトラウト」というサカナなのだそうです。 なんでも、ニジマスとイワナを無理矢理掛け合せたものだとか。。。 なんだか、人間とチンパンジーを掛け合せた「サルの惑星」状態を連想するとともに、遺伝子操作したトウモロコシみたいで「TPPはんたーい!!」と叫んでしまいそうなサカナだったんですねぇ(@_@;) 2匹目は、カラダ全体に斑点の入ったニジマス・・・・かな? 15分くらいの間に、5〜6匹くらいを釣り上げ、ラインブレイクを契機にフライチェンジ。 白っぽいモワッとしたフライに変えてみました。 すると、なんだかミョーにニョロッとしたサカナがヒット。 でもデカい!! 釣り上げてみたら、オバケみたいなイワナです。 40cmは軽く超えています\(◎o◎)/ 次に釣れたのはニジマスなんだけど、これもデカい!! 50cmを切るくらいのサイズ。 またその次に釣れたのも、なんだか模様が違う。 これは、ブラウントラウトってヤツですな。 そしてもう1匹、ワニ顔のイワナが釣れたところで、フライが切れて底に沈んでしまいました。 しかし、イカツい顔してます。 こんなのが自然渓流で釣れたらドンチャン騒ぎの大パーティー開催しちゃうんですけどね〜ぇ(^_^;) そんなワケで、次々に自動フライチェンジしながら釣っていると、タバコが吸いたくなりました。 岩に腰掛けて、フライを放置してタバコに火を点けました。 と同時に、マーカーがスススーッと流れます。 左手に持ったロッドをビシュッ!!とあおると、20cmくらいのサカナがピューンと私のほうに向かってスッ飛んできました。 とっさにカラダを左に反らすと同時に、サカナからフックが外れて地面に叩きつけられ・・・・・と思ったら、灰色の大きな影がバサッ!! ドキ〜〜ン!! 一瞬、クマに襲われたか・・・と思いましたわ。 よく見えてはいませんでしたが、ニジマスと思われる魚体は、両翼2mもあろうかというプテラノドンみたいな鳥の鍵爪に捕まれて、飛んで行っちゃいました。 あー、ビックリした。。。 日が暮れて寒くなってきたので、そろそろ終わるタイミングを考えていたら、なんだか真っ黒な魚体のサカナが釣れてきました。 おどろおどろしい色のサカナ。 なんですかね〜ぇ? これも、後で管理人さんに訊いたら、やはりロックトラウトだそうです。 掛け合せの種なので、かなり個体差があるとのこと。 このサカナを締めとして、新作フライのフィールドテストは終了。 結果としては、ポワポワフライが一番で、二番目が赤ビーズのニンフという感じ。 今後のフライを巻く割合の参考になりました。 すこぶる気分良く「ほのぼの」さんを後にしたAstrum。 カーオーディオから流れるThai-Popグループ「KLEAR」の「スィンフォーン」を歌いながら、のほほ〜んと帰宅したのでした。 嘘です。歌えません。 タイ語、当然話せません。読めません。 まーったく判りません(笑) ♪♪♪ コンユンションツゥ ヨ〜ンツィ〜 クラぁ〜ィ アップミ ツァ〜 ラッオッマ セイチャイデュラィ ユッチャイ シャンクマィジュプ〜ゥ シュッシェイウィドゥ ユンディムンドン コンクン ティジオンランク〜ン ♪♪♪ 空耳では、こう聞こえるのですが、ホンマの歌詞の発音がどうなっているのか、またどういう意味なのか、Astrumにはサッパリ。。。。
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