衝撃の1匹!!

6月15日の日曜日は「父の日」です。
でも、我が家はお客様や子供の行事の予定が詰まっていて、父の日どころじゃないというのが現実です。そこで、家族全員が口を揃えて「土曜日は一日早い父の日として、お父さんは1日好きなことやってもいいよッ!」という、珍しくもありがたいお言葉を頂戴しました。

そうなると、合言葉は「山」「川」・・・・となります。P(^-^)q

朝6時に起きだし、北茨城の渓流を目指します。

先日けっこう良い反応のあった支流に入渓しました。
葦が茂っている上に昨夜からの霧雨で、川に出るだけでびっしょりです。




  アゲハ蝶が、朝露をうまそうに飲んでいます。


川のほうは水量も多く、川通しの遡行にけっこう苦労しそうです。
しかし、かなり活性が高く、入渓早々から頻繁にアタックがあります。釣り始めて20分ほどで1匹目が釣れました。

超ミニサイズのヤマメ。
私の一張羅のシマノ「ふりいすとん」のサイズ+αくらいしかありません。約12cmというところです。でもコレ1匹で終わる可能性もあり得ますので、岩の上で写真を撮ります。某Web Photoの巨匠のアドバイス通り、何枚か撮ってるうちに魚がグッタリしてきました。いかん、いかん、可哀想な事をしてしまった。
まるで幼児虐待してるような気分です。グッタリして心に深い傷を負い、唇にも釣針のキズを負ったヤマメは、フラフラしながらも上流に向けて泳ぎ出しました。今度から巨匠お奨めの水槽を持参しなければ。。。(・_・;)

2匹目・3匹目もポツンポツンと釣れてくれましたが、同じようなサイズだったので、写真も撮らずにリリース。



朝飯も食べずに出てきたので、一旦車に戻って近所のお店でパンを買ってパクつきます。バス停のベンチに座ってパンを食べていると、何となく視線を感じます。ハテ???誰かに見られてるような・・・・。キョロキョロ辺りを見まわすと、トコトコッと出てきました。視線の主が…。

ご当地、下君田村の「パトラッシュ」です。下君田村のパトラッシュは、TVアニメの本モノほど毛深くなくスリムな体型です。試しにパンをちぎって投げてみたら、ソッポ向きます。本家のパトラッシュはその境遇からして、ひもじい思いをしていると思うのですが、村のパトラッシュはどうやらダイエット中のようです。


で、釣り人の方はダイエットする気も無くパン3個でお腹を満たし、再び渓へ。。。



脱渓地点から再び釣り上がり、4匹目をゲーット!!
今度はデカイです。相対的に・・・・。体長は14cm。。。(・_・;)
5匹目の年少組のおともだちと遊んだところで、本流に移動しました。


本流の方は、入渓者の影響なのでしょう。反応が全然無いし、流れがきつくフライがすぐ沈んでしまいます。お昼を過ぎたところで緊張感が途絶え、カーフテイルをたっぷりインジケーターに使った、フックサイズは#18でフライシルエットは#10相当という変なパラシュートを付けて荒瀬を流しておりました。

突然出ました!! 「バシャツ!!」と。。。。

うわッ! デカイ。。。 でも模様がない。。。う様???

ネットに入った魚は、第一印象ほど大きくありませんでした。でも嬉しいことに、白い斑点をちりばめた渓魚でした。23cmのイワナです。
ばんざぁーいッ!!\(^-^)/
今年初めての渓流のイワナです。しかも釣り上がりのブラインドフィッシングでは過去最大サイズです。過去の記録を30mmも更新する私的ワールドレコードとなりました。
カメラを持つ手が震え、背筋に寒気を覚えるような感覚。
素直に嬉しい。。。

その後は反応も無く、3時には自宅に車を向けました。昨夜、子供の自転車のパンク修理をする約束を、してあったのです。
ただ、あの「バシャッ!!」という反応は、私の心臓を強烈にえぐりました。
帰ってきたら、カーフテイルのインジケーターを使ったパラシュートをガンガン巻き始めたのでした。憐れにも、子供の自転車は自転車屋さんに預けられることとなったのでした。。。

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