「ふら〜い らいふ・・・・釣りには、やっぱアラベスク」


久しぶりに、釣りに出かけられることになりました。

家を出て高速道路を走っている時に、かなり悩みました。
「大北川の方が釣れる確率が高そうだなーぁ。でも、四時川は年券買ったのに、まだ2回しか行ってないしな〜ぁ。」
昨日、レンタルCD屋さんに行ったとき、たまたま見ていた洋楽コーナーで、店員さんが返却CDを棚にしまう作業をして
いました。店員さんが棚に戻したCDは「アラベスク」のベストアルバム。

「へーぇ。なつかし〜ぃ。。。」

で、なぜか、川に向かう車のステレオからは、アラベスクのヒット曲が次々と流れているのでした。
ディスコティックなテンポの良いナンバーと釣りに行ける嬉しさで、朝3:00だというのに、やたらハイになってます。
曲に合わせて、いっしょにデカイ声を出して歌ってたりして・・・・。

「♪♪♪ いんふぉらぱにー いんふぉらッぽん 
     ゆぅしゅッねーばーじゃんぷ おッざ めりごーらん・・・・(・_・;)?♪♪♪」


日本語しか知らないAstrumは、正式な歌詞がわかりません。耳で聞こえるままの怪しい歌詞をわめいてます。いったい
どこの国の言葉なのでしょう。

と歌っている間に、いつのまにか大北川に行くインターチェンジを通り過ぎてしまいました。ということで80年代前半の
ヒット曲「恋にメリーゴーランド」が原因で、四時川に行くことに決定したのでした。


4:00頃現地について支度していると、明るくなってきました。
川を覗くと、少々濁ってます。それにかなり増水してます。
上流の川の分岐から、濁ってない方の支流を遡行することにしました。

100mほど釣り上がった緩流帯でHIT!!
かなりデカそうな引き。。。しかぁ〜し、魚の2回目の突込みで、バラぁ〜シ。。。
思わず叫んでしまいました。「クッソーォ! 何やってんだーぁ。。。」

今度は、100mほど釣り上げったプールでライズ発見!!
先程の口惜しさが残ってます。ここで捕らないと、蝉丸になってしまうような気がします。フライをデキのいい勝負フライの
パラシュートに替えてキャスト。

「ジャボン・・・・。」(・_・;)

ガーン。。。勝負どころでまた竿先が抜けてしまいました。ショック。。。
デキのいいパラシュートは、リンク先の「おいかわさん」が紹介していたフラッシャブーでリビングした黄色のボディーに、
ズイーロンのシャックのパラシュートです。
ただズイーロンを持ってない私は、それをフロートビズというヤツで代用した、ニセおいかわバージョンのパラシュートです。
しかし竿が抜けてラインがクシャクシャになってしまい、ニセおいかわパラシュートは勝負フライとしての役目を果たせず、
惜しまれながら現役引退してしまったのでした。

メゲそうになりながらも竿先を拾って、よーく差し込んで再びキャスト!
4回目くらいに、フライにライズ! 竿先がしなります。

釣れましたーぁ!! やったーぁ。 バンザーイ!! ヽ(^O^)ノ

釣れたのは、24cmのヤマメ。
立派なハサミで、イカフライにしっかり喰いついています・・・・・(・_・;)ん?

すいません。間違いました。


お正月に我が家の鏡餅に敷いてあった気がする乾燥タイプのイカフライ?に喰いついてきたのは、
先週近所のドブ川で三男が釣った「ザニガニ」でした。

標準語では「ザリガニ」というらしいですが、三男用語では「ザニガニ」といいます。



こっちが、さっき釣れた24cmのヤマメです。

四時川の松嶋菜々子ちゃんは、私好みのスリムな体型で、とっても素直なかわいい反応を示してくれました。

もう少し可愛がってあげたかったのですが、なんかお疲れのようだったので、早めにリリースしました。



次に釣れたのは、フライのピックアップと同時にかかったイワナ。
これが、なかなか良いサイズ。25cmは、イワナの新記録です。
へへへへ。。。(^-^;


それにしても、この季節、蜘蛛の巣に苦労します。
フライをキャストしたら、水面まで落ちてきません。蜘蛛の巣に引っ掛ったフライが、水面から30cm上に、プラーンと
ぶら下がっています。ラインを緩めるとフライがスルスルッと下がって、水面上5cmまで降りてきます。
まるで「スパイ大作戦」でペンタゴンに忍び込んだトム・クルーズ状態です。とういことは、竿を持ってフライラインを
引っ張っている私は、ジャン・レノ?ということになります。しばらく待ってましたが、そのフライ目がけてライズする
おバカなヤマメはいませんでした。

その後も、24cmと18cmのイワナが釣れて、午前中は予想以上の釣果で終了です。
  
こんな18cmのイワナ君は、流れ出しの右手の岩のえぐれた際からアタックしてくれました。

この調子で行くと、今日は2ケタの釣果がありそうです。うれしーぃ!!
・・・・と思っていたら・・・・午後から入った本流では、4時間の間に1回しかアタックがなく「蝉丸」。(´―`)┌フッ

このまま終わるのは、なんとなく消化不良のような気がします。

そこで、昨年のマイブームポイント、下流の堰堤に移動しました。
上から覗くと、やたらたくさんの波紋が出来ています。
こりゃー、入れ食い状態だーぁ。。。と、あせって堰堤におりて準備をします。
でも水面を良く見ると、あちこちにできる波紋のほとんどはアメンボでした。

とりあえずフライにPCBダン#22を選択し、キャスト。
あたりが薄暗くなってきて、フライがどこにあるのか、さっぱり見えません。
そんな中で、伸びたラインの2mほど先でチャポッと波紋が上がりました。
アセって合わせたものの空振り。でも魚にヤル気があることがわかったので、楽しくなってきました。3回連続でチャプッ〜
空振りを繰り返してしまい、もどかしさがピークに達した時、再びチャプッ!

気合を込めて、ビシッ!と合わせました。一瞬、生体反応が・・・・。
で、そのかかった物体は、気合の合わせとともに私に向って8mほど吹っ飛んできました。
よぉっしゃーぁ。。。ラインが緩んでしまったので、猛スピードでラインを手繰り寄せます。

ラインのテンションを確保して、魚の手応えが感じられた時・・・・・・。
なんとなく、引き込みが弱いような気がします。「魚が小さかったからなーぁ。チビヤマメでもしかたがないか。。。」と
自分を励ましながら、心の中の99%は何故か魚の正体が「アレ・・・・」ではないか?という疑念が占めておりました。

魚が寄ってきました。無事、ネットイン。
薄暗くてよく分かりませんが、やっぱり模様が無いように見えます。念の為、魚を触った手のニオイを嗅いだところで確信
しました。まぎれもなく体長15cmの立派な「う」でありました。昼から「ぼ」だったので、とても嬉しいです。(._.;) 

最後は、これネッ。「う」。。。
家に帰って、トランク開けたときのネットの臭いは、かなり・・・・。

真っ暗になった中で最後の締めもバッチリ?決まって、満足感と心地よい疲労感を感じながら車に戻りました。
車に戻って竿をしまおうとした時・・・・・抜けません。1匹目が釣れる前に、よーく差し込んだ竿の先端が・・・・・。(・_・;)
スリーピースのロッドが、長さの異なるツーピースになってしまいました。(泣)


昨夜あまり寝てないんで、居眠り運転しないように帰らなければなりません。
ということで、眠気覚ましは、やっぱり「リポビタン」+「アラベスク」です。

「♪♪♪ はろー はろー みすたもんきー いっさっざっふぁーすた ふぁんきッ 
     はろー はろー みすたもんきー ゆぅしゅッはッびーあ くらーう。♪♪♪」


帰りの車でAstrumがデカイ声で歌っていた「ハロー・ミスター・モンキー」は、相変わらず国籍不明のいいかげんな
歌詞なのでした。

こりゃ、次回釣りに行く時は「ドゥーリーズ」で決まりですねーぇ。
「♪♪♪ をーんてっど ぼーいゆッえぶりしんがッねば をーんてーっど・・・・・♪♪♪」(・_・;)?


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