「Kさん」への手紙


  さて、道具は揃えて、ノウハウ本と月刊誌を5冊読破したものの、フィールドは禁漁期間ですので南
FAで修行を積むしか方法がありません。どこか近くの川でウグイとかカワムツが相手をしてくれるところがないかと考えてしまいました。

 URL検索で、ご近所にお住まいのような「Kさん」にMailをしてみることにしました。初心者であることを正直に告げ、教えを乞います。ふつう見ず知らずの人からのMailなんて、怪しくて開くのもためらわれるものなのに、「Kさん」はとても慈悲深い方なんでしょう。翌日には、懇切丁寧なFFに関する解説の返事を頂戴しました。

 解説の最後にこんなことが書いてありました。

「それからFFをやられるなら、ぜひ、フライは自分で巻いて下さい。楽しみが広がりますよ。」

 さっそく、相談の返信を打ちます。

WILD○」に、バイスツールセット(5800円くらいだったとおもうんですが)が安売りしているので、心が動いているところなんです。OFTのセットなんですが、最初のうちはそんなんで大丈夫ですか?」

 何回かのやり取りで、「Kさん」の見立ても、悪くはなさそうだとのご返事を頂きました。

 我が家の大蔵省に内緒で、さっそく「WILD○」に出動します。いろいろ見て決めたいと思い、松方店長の店と大手スーパー系列店もハシゴしてしまいました。結果、手持ち資金が底をついているため、第2回の東京競馬に望みを託す事にしてその場で購入するのは断念しました。

そしてその1週間後、私の机の上には真新しい木目のバイスセットが出現したのでした。チアズシュタルクと藤田騎手、ありがとう。君達のおかげだ。(^_^)v