ネバーランドでビンゴォーッ!!

2003年5月29日  迷子になって、溺れそうになる。
2004年5月27日  デジカメを川で泳がす。
2004年9月12日  川で溺れたうえに、再びデジカメを川に流す。
2005年5月26日  今年のAstrumには、いったいどんな災難が降りかかるのか・・・・。

万が一のことを考えて、私が遭難した場合には、身近なFF関連のお友達に、
@ 残されたフライタックルは、後日一緒に湯川に沈めてもらうこと。
A 将来湯川に来た時に、フライが上流に向って流れていくような場合には、後ろに私が見に来てるので、姿が見えなくても振りかえって手を振ること。
B 湯滝の記念写真を撮る時には、ファインダーの隅に1人分の空間を空けておくこと。
C 戦場ヶ原の側にあるホテルの女性用露天風呂に幽霊除けの御札を張らないこと。
という四つのお願いをしてきました。(・_・;)?


で、今年もやってきました、年に一度の「oyaji友の会」の皆さんとの湯川釣行。
ご一緒したのは、「たつとさん」「愚鱒さん」「あだむすパパさん」「~mo_mo~ さん」。
そしてAstrumの総勢5人。

今年は雪が多かったのでしょう。 山には、まだ雪が残ってます。

大きなミツバツツジ・・・・かな?の花が満開。 この桃紫色・・・・すごくステキな色です。



朝7時37分、湯滝の神様に爆釣を祈願して、いざッ!!
滝ツボの傍で、さっそくビーズヘッドニンフを投入すると・・・・・・ビンゴォ〜ォ。。。
   
 7時43分の1匹目。(p^-^)p         1分後、あだむすパパさんにも・・・・・。


ちょっと下流に下った時、湯滝展望台の方から、なにやら賑やかな声がしてきました。
どうやら修学旅行の小学生達がやってきたようです。

これはAstrumが出向いて行って、子供達が見守る前で「ブルックトラウト」なるサカナを釣り上げて見せねばなるまい!!
義務感にも似た使命を自覚したAstrumは、下ってきた流れを再び引き返して、展望台の下に立ってロッドを振ります。
なんと教育熱心な釣り人なのでしょう!!

で、その3投目。
教育者Astrumの12800円のロッドが弧を描きましたッ!! ジャーン!!
Astrumは、さも当然という顔でカッコ良くネットを差し出します。

橋の上やら展望台の上にいる子供達からは、賞賛の嵐!!
「あーッ、釣れてるよぉ。 すっごぉーい!!」
「オジサン、オジサン!! そのサカナ、見せてくださぁーい?」

ヘッ????
「オジサン、オジサン」って呼ばれてるのって、もしかして・・・・・・σ(^_^;)?

私の小学校時代の担任の西村先生に良く似た男性が「その魚は何ていうサカナなんですか?」と、声をかけてきます。西村先生が子供達に説明しやすいように、サカナの入ったネットを渡してわかりやすく解説するAstrum。
西村先生は、デジカメにサカナの写真を収めてます。
今日あたりの理科の授業で、私の釣り上げたブルックトラウトの写真が教材に使われているのは、まず間違いないところです。

大勢のギャラリーの前で、3匹のブルックを釣り上げたAstrum。
ギャラリーがガラリーと居なくなると同時に、再び釣り下がりはじめました。

今日は、およそ10分に1匹のペースで釣れてくれます。
「たっのし〜い〜ぃ!!」
夢中になっているうちに、やっぱりOyajiメンバーの皆さんとはぐれてしまいました。でもそんな事はアタマの中からスッポリ抜け落ちて、ネジがどっかに飛んで行ってしまってます・・・・・σ(^_^;)?

倒木の横たわる手前の流れにフライを流すと、狙い通りマーカーが沈み込んでくれました。
すかさずアワセを入れると、思った以上にロッドが引き込まれていきます。
「うわっ!! デカイよ、コレッ!! 逃げないでッ!! そっち行くなッ!!」

なんとか近くまで寄せてきたサカナを見ると・・・・・・。
あれッ? このサカナって、私がよく行く水戸南フィッシングエリアのお友達と同じ色してるヨ?
ゲゲッ!! でっかいニジマスだーぁ!!

ネットに入れて長さを測ると、約33cm!!
やったーぁ!! 今年の目標の自然渓流での尺上渓魚をキャッチです〜ぅ。
うッれッし〜い〜い!!

丸々とした厚みのある魚体に、マス属独特のグニャッとした掴み心地。
思わず3枚におろして持って帰ろうか。。。という邪念が頭をよぎります。




対岸の岸辺に花が咲く流れ。この下からは、4匹のホンマスとブルックが踊り出ました。
  
可憐なシャクナゲの花と、控えめに佇むガマズミみたいな花、そしてホンマス。



次の倒木の先からはリールのスプールを逆回転させるサカナにも出くわしました。
でもこちらはフックが外れて姿を確認できませんでした。引き方からすると、先ほどと同じニジマスのような感じです。
雰囲気としては、40cmくらいはありそう。
クッヤッシ〜イ!!
湯川には居るんですね〜ぇ。モンスターみたいなヤツが。。。




11時過ぎ。
辺り一面に、大量の虫が飛び始めました。カゲロウのようです。
と同時に、あちこちでライズが。。。。

さっそくフライをハックルダンに替えてライズを狙うと、ドライフライでもビンゴ〜ォ!! 約30分間くらいの虫たちの乱舞の中で、4匹のサカナをネットイン。


ゆっくりと下って小田代橋にくると、モモさんが粘ってました。
モモさんが岸辺で一休みしてる間に、沈んだ倒木の向こう側を狙うと、再び「ビンゴ〜ォ!!」

モモさんに発したつもりの「ビンゴ〜ォ!!」が、通りがかりのハイキング客にも聞こえたようです。20代半ばくらいの女の子がサカナを見に近寄ってきます。
心優しいAstrumは、モモさんを経由してその女の子にサカナを見せてあげようと、モモさんにネットを手渡します。
すると、ナゼかモモさんが、「このサカナは、オレンジとか黄色の斑点があって、ヒレが白くてナンタラカタラ・・・・・。」と得意気にウンチクを並べ始めました。

女の子は「キャーア、キレーぇ!! 写真撮っちゃお〜ッ!!」と、黄色い歓声を上げてます。

「チョット、チョットーォ!! そのサカナ釣ったの、わ、わ、わたしなんですけど。。。。(-_-;)ジトッ!!」

そんなこんなでアッという間に時間は過ぎていき、結局Oyajiメンバーの皆さんと合流したのは、夕方4時。 たつとさーん、ぐそんさーん、あだむすパパさーん、皆さんとペースを合わせられない「キ印」なAstrumをお許しくださーい!!

で、皆さんが帰ったあとも、滝ツボの前でしつこくフライを流したAstrum。
その甲斐あってか、暗くなる直前に25〜28cmくらいの大きいブルックを立て続けにヒットさせ、最後の最後の48匹目に得体の知れないスリムなサカナ(ヒメマスかな?)を釣り上げて、Astrum的ネバーランド「日光:湯川」での1日が終わったのでした。
    

たくさん釣れたし、幸い遭難もしなかったし、ヨカッタ、ヨカッタ。。。。



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