「ツイてるようで、ツイてない・・・?」


朝靄がたちこめる中、川を目指して歩き始めました。
  
青白い空には、下弦の月・・・・・そしてトウキビ畑

川に下るガケの上に立って、タバコを1本取り出します。
ライターの火種石をカシュッ!!と回した途端・・・・ガジッ!!

ひ〜〜ん!! 石が飛んじゃったよ〜ォ。。。

ってなわけで、もう一回車に戻って、今度は石の必要ない電子ライター持って、スタコラスタコラと再び同じ場所へ。。。。
岸辺に降り立って、フライを着けようとしたら・・・・・。

ひ〜〜〜ん!!
フロータントがねぇよーぉ。。。おまけに、サングラスも忘れた〜ぁ〜ぁ。。。


のっけからテンション下がりっぱなしで、やっとキャスト!!
で、早速、ジョポツ!! ピチャツ!! チャプッ!! ゴボッ!!

ひ〜〜〜〜ん!! のらね〜ぇ!! バレた〜ぁ〜ぁ!!

6回連続でフッキングミス&バラシ。。。
あかん。。。。こんな日は、ナニやっても上手くいきません。。。

釣りあがること1時間半。。。
いつもいい反応を見せてくれる石に遮られた澱みに来ました。
細心の注意を払い、岸際に向けてキャスト!!
と思ったら・・・・蜘蛛の巣に阻まれ、流芯の流れの強い所にポトン。。。フライは、流れにもまれて沈んでしまいました。。。
しゃーない。。。もう一回キャスト!!と思ってロッドを立てたら・・・ブルルルル。。。

わわわわ・・・・を????  つ、つ、釣れてるうーぅ!!

で、流芯の向こう側を流すと・・・・サクッ!!
チョッと上のほうを流すと・・・・サクサクッ!!
そのまた上の瀬を流すと・・・・サクサクサクッ!!


  
ほとんど同じ場所でイッキに4匹のイワナちゃんゲット〜ォ!!
( ^_^)/□☆□\(^_^ )

んで、しばらく行くと・・・・ををッ!!
石の前の弛みで、デカイのがフィーディングしとったい!!
(突然、九州弁。。。)
じぇっこーのチャンスじゃなかね。。。じぇしとも釣り上げッけん!!

3度目のキャストで、フライがフィーディングするサカナの真上を通過しました。
カポッ!!
うっしゃーぁ〜〜ぁ!! デカそうだ〜ぁ〜プツン〜ぁ〜あ〜ぁぁ。。
切れたけん。。。(泣)


このバラシで、ツキを失ったようです。イッキに反応が悪くなり、ゼンゼン釣れなくなりました。
場所替えますわ。。。

街道筋のあちこちに、この花が咲いてます。赤・白・ピンク。
何の花なんでしょうねぇ??? 葉っぱの形からすると、ムクゲのような気がするんですが。。。。

次の川は、Astrumお気に入りの川。
この川は、ここからサカナが出そうだなぁ・・・と思ってフライを投げ、良い流れ方してるからサカナが出そうだぞーぉ。。。と思ったときに、予測どおりにサカナが出てくる確率が高い気がします。突拍子も無いタイミングでサカナが出て、慌てるということの少ない川という気がするんで、Astrum的にはお気に入りの川なんです。

まずは神主さんになって、バサバサ。。。

ホントはサカキじゃないとダメなんですけど、あいにく近くに見当たらないんで、引っこ抜いた葦で
お祓い・お祓い…(・_・;)
コレやっとかないと、リーダーとかティペットがネバネバで絡まっちゃうんだヘヨ。。
(突然、韓国弁??)

んで、ココは釣れそうかもしれヌンニンデ。。。
キャストしたら、イッパツで釣れちゃったンダミョン。
チビヤマメだハルケヨ。。

と思ったら、もう1匹釣れたンダラッソ。。

そうこうしているうちに、なんか今日はやたら上空を飛行機が飛ぶな〜ぁ。。。と思って空を見上げたら、真っ黒い雲がモクモクわいてきています。
ギョエーッ!!
飛行機の轟音だと思ったら、「ライサマ」だヘヨ〜ぉ。。。(;`O´)o
(注:いばらきでは、かみなり様のことを、ライ様…というのですニダ。)

川の中を転がるように下って、車に戻ったAstrum。
結局、午前中いっぱいで二つも川を遡ったにもかかわらず、それぞれ1ヵ所ずつのポイントからしか釣れてないという釣果に終わったのでした。それでも合計6匹は、釣れた方ではありますけどネ。

帰り際、峠越えの途中で、右手にどっかで見たような異様な形の山が見えました。

この雷、そして真っ黒くモクモクわいてくる雲、そして異様な形の山。。。

パーパーパパパ〜ぁ。。。
音符にすれば、ファ・ソ・ド・ド・ソー(注:Astrumの音感はアテにはなりません。。)

そうです。あのスピルバーグ監督の名作「未知との遭遇」のUFOが集まってくる山です。
ほんの2分もしないうちに、ワイパーが役に立たないほどの土砂降りの雨になりました。

今頃、あの山の頂上に登ったら、ドでかい円盤型の宇宙船からETみたいなヤツがゾロゾロと降りてきてるのかもしれません。

まだ地球に「尺ヤマメと尺イワナを釣る」という使命をやり残しているAstrumは、UFOに連れ去られるのはもう少し延期してもらわないとなりませんので、猛スピードで峠を下って逃げたのでした。。。。



Next

Back



Back to Top Go to Meneu