実釣・・・「金玉君アダルト」

めずらしく仕事を早めに切り上げました。何たって、今日の金玉君試釣の為に、昨夜は夜中の2時まで仕事したんですから・・・。

いつもどおり、最初はドライフライでやってみます。急激に冷え込んできたためか、反応はイマイチです。2匹釣ったら、早々にニンフに切り替えました。

今日は、2本のタックルを用意してきました。システムはまったく一緒なんですが、片方のティペットの先には、「金玉君アダルト」を、そしてもう一本にはヘアーズイアーを結んでいます。つまり、交互に10分ずつ流して、そのアタリやキャッチ回数をチェックしようと思うのです。

まず、金ちゃんからです。

金1回目  2回のアタリはあるもののフッキングしません。

ヘア1回目  3回のアタリで1回キャッチ。

金2回目  1回のアタリのみ。

ヘア2回目  2回のキャッチ。

 どうも、金玉君の反応が良くありません。もしかしたらヘアーの長さが長すぎて、くわえた時のモジャモジャ感が気に入らないのかもしれません。私も経験上、思いあたるフシがないとはいえません。そこで、ヘアーをカットして半分の長さにしてみます。

すると、流した途端にアタリがありました。今度はちゃんとフッキングしてます。あがってきたのは、20センチ程度のスレンダーな虹子ちゃんです。もしかしたら南FAの鈴木あみちゃんかもしれません。モジャモジャ部分を避けるように、下あごの先っぽで遠慮がちにくわえているのがミョーに初々しい魚体です。

次にかかったのも同サイズですが、ちょっと太目の魚体です。特異な趣味の持ち主らしく、体中にティペットを巻きつけて亀甲縛り状態でネットの中に納まりました。その後もポツリポツリとアタリを取り込んでいきます。どうやら、カットは正解だったようです。40センチ超のグラマーな虹子お姉さんが連続してかかりました。南FAの叶姉妹のようです。ここではめずらしいブルック・シールズちゃんも「金玉君アダルト」は嫌いじゃないみたいです。

結局1時間半で、10匹前戯じゃなくて、10匹前後というところでした。 ヘアーズイアーと比べるとやっぱりちょっと落ちるかなーという感じです。原因は、マテリアルに染み付いたビミョーな匂いでしょうか。それとも0.3mmの○○理研製薄型ゴムを付けてなかったので警戒したのでしょうか。もしかしたら、玉の大きさや長さが不満だったのかもしれません。改良点を検討した上で、ドライタイプのPCBマイヘアーダンにも反映させなければなりません。う〜ん。タイイングの奥は深い・・・・。