<幸運の使者カワネズミ>

公私ともにイヤなことが続くこの半年。
心の中に溜まった澱を濾過してクリアにするために、待ち焦がれていた「我が心のエーデルワイス」に出かけました。
道路標識の外気温は2℃

ひぇ〜 ドライフライに反応するんかいな(^_^;)?

川に立ったのは、村役場のエーデルワイスオルゴールが時報をつげる朝6時。
今年も、エーデルワイスは変わらない流れ。心なしか川底の砂地が少なくなって、石がゴロゴロした以前の川の状態に戻ったような気がします。

こりゃ今年のエーデルは、エーデ〜ぇ。。。(・_・;)

が...しかし。。
反応がない。
水がメチャクチャつめたい
メッチャ寒い。

それでも、なんとかドライフライに反応してくれたエーデルワイスの初ヤマメ。

2匹のヤマメを釣り上げたところで、一旦クルマにもどり暖房全開!!

太陽が昇って日が差してくると、気温の上昇とともに水生昆虫も飛び回りはじめました。
ってなワケで、Astrumも川を飛び回ることに・・・・。

いつものステージで10匹を越えるヤマメを釣り上げましたが、なんだかみんな似たようなサイズです。
18cmくらい。。。

それに、なんとなく尻尾がギザギザのヤツが多い。
コレって、放流ヤマメってことなのかな?

梅花は7分咲き、桜花は8分咲き。どうやら梅は桜に主役の座を強奪されてしまったようです。

時折イワナがアタックしてくるポイントは、今日もいい流れです。
でも、岩の前に1本の木の枝がある・・・・。

こんなことって、よくありますよね。「ココには絶対サカナが居る。だけど岩の前に突き出た流木や、上にかぶさる木の枝がジャマして、フライを流すレーンに思うようにフライを落とせない。」
んで、結果として、キャストをミスするか、サカナがフッキングしても木の枝にラインが引っかかっバラした〜ぁ。。。という状況。
Astrumは、予定通りサカナが出たけど、やっぱり(予定通り)ラインがあの枝に引っかかって、バラしちゃいましたよ(;´д`)トホホ
と、そのとき、左目の端に水中を過ぎ去る黒い物体を捉えました。
なんだッ? 尺イワナか?と思った瞬間、流れを横切った黒い物体は、岸辺の岩と岩の隙間をよじ登って行くではありませんか(゜ロ゜;
それに、細い1本の尻尾が・・・・。
あ〜ぁ、コイツは例のカワネズミだわ。。。もしかしたらドブネズミかな???


ヤマメはたくさん釣れたので、何とか今年の初イワナを釣りたいと思い、上流の支流の方に行ってみます。山岳渓流っぽいですが、いわゆるヤブ沢です。
かなり釣りづらい。

でも、こんな小さな水たまりみたいな場所にフライを浮かべると、驚いたことに3ヶ所に2ヵ所は反応があります。イワナを期待したのですが、残念ながら釣り上げたのは5匹すべてヤマメでした。
でも、本流筋で釣るのと変わらないサイズ。
しかも、ほんの小一時間で5匹も釣れちゃいました。

ひと通り釣り上がってみたものの、イワナの姿は拝めずじまいだったので、昨シーズンの最後にイワナを釣った「牛さんリバー」に行ってみることにしました。

2匹目のドジョウというかイワナは、そう簡単に釣れるわけないよね・・・とは思いながら、牛さんリバーに着くや否やフライを浮かべたAstrum。
真新しい踏み後もあるので、あきらめていたのですが、程なくいいヤマメが釣れました。

本日最大の22cm。

時間的にも、もう1匹釣れたら帰ろう・・・・と心に決めてフライを流していると、ぢゃぼッ!というアタックが・・・。
おりょりょ。。。見た感じがイワナっぽい。
バレるな、バレるな・・・と祈るような気持ちでネットに収めたのは。。。

ヤタ〜ぁ〜ぁ〜ぁ!!
イワナじゃ〜ぁ〜ぁ!!
今季最大の24cmの初イワナに、嬉しさのあまり常磐ハワイアンセンター仕込のフラダンスまで踊っちゃいましたワ。♪♪〜(^^〜)(〜^^)〜〜(^^〜)(〜^^)〜♪♪




愛車「おさわりクン」も夕暮れの日差しを受けて、眩しそうに輝いています。

あの水中を泳ぐネズミは、まぎれもなく幸運を呼ぶカワネズミだったようです。
今シーズン初の浜通り釣行は、心に溜まる澱を充分に濾過してくれ、心地よい疲れと大きな充足感を残して幕を閉じたのでした。

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