<パンサヌンの中の初釣行>

東日本大震災以来、ミョーに科学的社会的な専門用語の韓国語を覚えてしまいました。
「パンサヌン」
「パンサソン ムルジル」
「ウォンジリョク パルチョンソ」
「ヘンバンプルミョン」
「ピナンクァンゴ」

日本語にしたら・・・放射能・放射性物質・原子力発電所・行方不明・避難勧告 (-""-;)

そんなことはどうでも良く、生涯二度目の大震災に遭遇してもしつこく生き残り、めでたく4月1日の
解禁日を迎えたフライフィッシング歴10年目のAstrum。
ついに、今シーズンの初渓流に出かけることとなったのでした。

初渓流はいつものエーデルワイスリバーへ!!というのが定石ですが、最近頻発する福島県浜通りを
震源とする地震の震源地(北緯37.0度 東経140.7度の地点)=エーデルワイスリバーのあたり
・・・・ということで、福島県の道路情報ではアクセス道路が通行止めになっています。

上手く迂回してルートを辿れば行けないワケではないのですが、震源の深さ10km地点の真上の川で
釣りしてて地割れに呑み込まれ、地球の真ん中まで落ちていくのは、チョッと死に方として
ナサケ無いような気がします。

ってことで、今年も昨年に続いて、釣り始めは北茨城市の「大北川」に行くことにしました。

 
道路にも山並みにも、深い地震の爪跡が残ります。


そして、この場所から今年の渓流生活(^^;)が始まります。
水が冷たいな〜ぁ。ドライに反応するんかいな?・・・・と思って釣りはじめたら
アッサリ初渓魚がフライにアタックしてきました。

約20cmほどのヤマメさんです。

2匹目は、Astrum得意の
「いつの間にやら釣れてた釣法」でゲット!!


立て続けの釣果に気をよくしたAstrum・・・でありましたが、足腰が未だ川の中の歩行に
慣れていなかったせいか、イキナリ
初泳ぎも経験してたりします。(>o<")


発電所では冷却水が不足しているというのに、Astrumの炉心は冷え切ってしまいました。
シャツとセーターを搾って、ウェイダーを脱いで高濃度汚染水を排出。。。でも寒い!!

それでもめげずに釣り上がって、同じようなサイズのヤマメを2匹確保しました。
  

雲ひとつ無い快晴のお天気。
濡れた服を着替えて、お昼を食べながら放射能をたくさん浴びて記念撮影(^_^)b


さて、昼からもがんばるぞ〜ぅ!!と思って川に入ったら、いきなり「ゴゴゴ〜ッ!」と
音がして川底が揺れます。「うわッ!! 余震じゃ!!(>_<")」
・・・・その後、なぜか正味2時間の間、Astrumの投じるフライには、ほとんど反応が
無くなってしまいました。
やっぱオサカナさんも地震を警戒して、石の裏や葦の藪の中に避難してるのかな???


Y(>_<、)Y ヒェェ! ベストのポケットの上に、毛虫がいるよ〜ぉ。。。。と思ったら
木の芽でしたわ(^^;)

木に引っ掛けたフライを回収してるうちに・・・・ロッドの真ん中から下が流れて行っちゃったよ〜ぉ
 )´0`)」オォーイ! 「アタシのロッドとリールさんやぁ〜い!!」


そんなドタバタを繰り返しているうちに、またしても直下型の突き上げるような余震が・・・・!!
5分ほどしたら、なんだかイキナリ川の水が白く濁ってきました。
なんじゃこりゃ???
これって、もしかして山津波とか土石流の前兆? なんかヤバくねぇ・・・・(-_-;)???

恐れをなしたAstrum。 その場を切り上げて愛車おさわり君の所に向かって避難。。。
1時間ほど車の中で様子見しておりましたが、震度3の余震以外は何事も起こらず一安心です。

時間が経つにつれて川の濁りも治まってきました。
とりあえず、何かあってもすぐ逃げられるように・・・と、クルマの側の流れにフライを投じます。

すると、ふたたび
「いつの間にやら釣れてた釣法」でイワナさん獲得!!
\(^_^)/ばんざーい
釣れたのは20cmくらいのガチャピン系(ΘoΘ;)
 
シーズン初日でイワナさんが釣れて(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーぃ!!嬉嬉

流れ込みの細流からもう1匹小さいイワナを釣り上げて、2011年度の初渓流終了!!
気分良く帰途につきました。


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